北陸の名山に登る:奥医王山
2010年 05月 03日
手取峡谷
鶴来の街は白山神社の麓、歴史のある町並みが魅力的であった。これは菊姫酒造の建物
金沢駅で新潟の柏崎の実家に帰省するRWさんと別れ、300名山踏破を目指すMさんにつきあい、奥医王山(300名山)に登ることとする。とは言っても標高1000Mに満たない山、しかもタクシーで登山口まで行き登山の正味時間は往復1時間強ということで食山人は駅弁をMさんのザックに入れて自分のザックはコインロッカーに入れ空身で出かけたのだが・・・
(指印をプラス方向にスライドすると大きくなります)
金沢駅からタクシー、観光客で混雑する兼六園界隈を迂回し医王山に向かう。タクシードライバーが無線でセンターと連絡を取り目指す夕霧峠は何とか判明した。(それにしても高額のタクシー代を支払ってでも山頂に立とうとのMさんの執念!)ところが登山口の夕霧峠にあと少しというところで残雪に阻まれタクシーから降り歩くことになる。残雪の上を渡ってくる風は意外とヒンヤリ、観光登山となめきった食山人の態度に天罰・鉄槌が下されるかと思ったが幸い天候が安定していたため何とかなった。
ショウジョウバカマの群落
山頂近くの池は、まだ雪に覆われている。今年の雪の多さは尋常でない。
山頂には関西からバスの登山ツアーで来たというパーティーが賑やかだった。それほどの山なのだろうか?
自分も百名山に熱を上げたことも忘れ名山ハンターとでも言うべき登山の風潮に首をひねる食山人であった。
山頂でMさんと
2時間の安直登山を終えて金沢に戻り糸魚川へ。駅前の旅館に荷を解き近くの寿司屋で海の幸を味わう。
地酒の「謙信」「男山」「月不見の池」と魚で満足・満足
by alkinist | 2010-05-03 23:42 | 山歩き