トラベルにはトラブルが付き物
2005年 07月 06日
警察署にて
タイの警察官の服装はなかなかに凛々しい。が能力的には甚だ疑問ということは調書をとる仕事ぶりを見てもすぐに知れた。それにしても姓名を尋ねられて自分の姓の漢字を英語で直訳して「You Know?」とかやっているK氏、とても困って相談に来た人に見えない。マイペンライの警察官と好勝負と言ったところか。
F氏邸に立ち寄り、日本のヴォーダフォンに連絡して通信停止の手続きを行なったり、庭に育ったというマンゴー(とても甘かった)を戴いたりしているうちに早くも夕方である。前回、イカ墨スパゲッティ事件のあった例のイタリア料理屋「プンプイ」へ。前回リベンジの最終章としてふさわしい店でもある。過ちを再び犯すことの無いよう慎重に少量ずつオーダーする。とは言っても男3人でビールの他にワイン2本半飲んだわけで、こちらのほうは慎重でもなんでもない。
さて、今夜はいよいよチェンマイを離れなければならない。夜7時前に食事を終え、ホテル近くでK夫妻を降ろしF夫妻と空港に向かう。前回は早朝の出発で夕陽のような朝陽であったが今回は本物の夕陽である。
山々も赤々と照らし出され美しさにしばし見とれていた私はこの場面にふさわしくない、いや案外ふさわしいかもしれない歌の一節を思い出していた。「ターイーのーやまーやまー、陽にー映ーえーてー、我出陣に愁いーなーしー」(もちろん武田節のメロディーで)
完
蛇足:空港の喫茶店で時間待ちにF氏とドライマティーニを頼んだらこんな代物が出てきた。タイ文化戦線異常なし
by alkinist | 2005-07-06 19:20 | チェンマイ再び