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谷川岳:65歳の記念日登山   

2013年 03月 22日

3月22日は食山人の65歳の誕生日。5年前の還暦ではK山さんと北アルプスの唐松岳に登り(その時の記事はこちらから)、とても良い記念になっているので今回の節目も出来れば雪山でと検討していた。しかし今回は単独で危険は冒せないし余り遠方だと最近チェックの厳しい財務担当者の目が気になる。天気予報も勘案して行き先を谷川岳に決定し前日の夕方、登山計画書(登山届け)のコピーを渡すと意外にも、あっさりと受け取ってくれました。

自宅を5:30出発、関越自動車道で沼田ICで降り土合口の谷川岳ロープウェイへ7:30到着。(この時期、週末は始発7時だが平日は8時から。ただし平日は駐車場が無料というメリットがある)8:00の1番のゴンドラに乗り込む。食山人の他には登山者が一人、ボーダーが一人、スキーヤーが一人。この山がいろいろな種類の人間に愛されているのが判る風景だ。ロープウェイを降りて準備を整え8:30登山スタート。後のゴンドラで来た3人にあっさり抜かれる。(後で判ったことだが前日の遭難・・クライマーが宙吊り死・・の関係の群馬県警のパーティーらしい。流石に健脚というか早い)
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双耳峰が青空に美しい
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スキー場のコース外のトレースは一部凍結しており最初からアイゼンを必要としたが危険を感じるような箇所は無い。9:16 熊穴沢避難小屋(雪に埋まっている)通過
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遭難者捜索のヘリだったんだろう。我々の頭上を旋回して飛び去っていった。
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9:52 天狗の留まり場で休憩。大源太山を見る。遠くに浅間山も見える。手前の雪の亀裂が不気味だ。 
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10:13広い雪の斜面をひたすら登る。
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10:36 先ほどの3人組は肩の小屋へ向かって降りている。
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西黒尾根との分岐標識
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トマの耳の雪庇の張り出し
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10:44 トマの耳山頂。相前後して登ってきたボーダーに撮ってもらう。彼は、この双耳峰の間の沢を滑降しようと重いボードを担ぎ上げたようだが目の前で雪塊が崩落していくのを見て断念したようだった。
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主峰 オキの耳(1977M)と、その奥に一ノ倉岳
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10分ほどでオキの耳へ トマの耳を振り返る。
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11:03 谷川岳主峰 オキの耳(1977M) 暑くて帽子を被っていられないほど。タオラー(タオルとマフラーの兼用)が役に立つとは!
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この日は風も無く穏やか。山上でランチを40分かけ楽しむ。
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再びトマの耳に登り返し
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往路を戻る。人気の山だけあって平日でも、まだまだ上がってくる。
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スキーのグループとすれ違う。スキー裏がウロコになっているタイプなのだろうか、登坂のスピードが驚くほど早い。
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12:30 熊穴沢避難小屋通過。
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13:00過ぎ ロープウェイ駅到着。夕刻には練馬の自宅で汗を流したあと大相撲観戦しながら下山ビールで
記念日登山の成功を祝った。

by alkinist | 2013-03-22 23:01 | 山歩き

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