八ヶ岳:赤岳頂上でF井さんの日本100名山完登を祝う
2013年 09月 29日
そのため今回は清里近くの美の森から急峻で知られる真教寺尾根を登り、赤岳山頂小屋に宿泊、翌早朝に阿弥陀岳を往復し赤岳山頂で蓼科側の別ルートで来たF井さん他のメンバーと20分ほど合流して一緒に記念写真撮影、再び別れて鎖場と鉄梯子の連続する県界尾根を下るプランとした。
28日 6:40練馬駅でN松、K山両氏を乗せて中央高速を走り長坂ICで降り登山口のスキー場に向かう。冬シーズン以外も週末運転しているリフトで標高差300Mを稼ぐと、そこは標高1900M。快晴無風だが肌寒いほどの世界であった。10:10登山スタートして3分ほども歩くと「賽の河原」から目指す赤岳が迫って来るようだ。
暫く歩き振り返れば富士山や
南アルプスが雲の上に浮かんでいる。
11:25 牛首山(2280M)でランチ休憩20分。歩行再開して暫く行くと樹林ごしに赤岳が見えて来る。
13:03 バックに牛首山と富士山
13:53 鎖場を攀じ登るN松さん。
14:16 大天狗・小天狗の向こうに権現岳が見える。
14:31 真教寺尾根を登り終えて稜線に出ると赤岳山頂は、もうすぐ。
明日朝、往復する阿弥陀岳
14:58 赤岳山頂(2899M)
山頂小屋側から
山頂小屋でビールなど飲んで時を過ごすが夕食準備のため追い出され外に出ると素晴らしい展望が・・・
17:06 阿弥陀岳残照
17:12 硫黄岳方面の稜線に雲が上がる。
翌29日 ザックを小屋にデポしサブザックで阿弥陀岳へ。まずは5:30過ぎの日の出を見て行こうと・・
5:37 待望の日の出だが期待が大き過ぎたのか感動はさほどなく。
権現岳が朝日を浴びて美しい。バックは南アルプス
6:02 鞍部から中岳、その奥に阿弥陀岳。
6:19 振り返れば富士山が美しい
7:00前に阿弥陀岳山頂(2805M)到着。居合わせた登山者にシャッターをお願いして
この日は、これ以上何を望むかというほどの快晴!浅間山、妙高・火打、後立山連峰、槍・穂高、乗鞍岳、その奥に白山!(写真では見えないか)、御嶽山、中央アルプス、南アルプス。パノラマに酔う。
7:08 名残惜しいが仲間を赤岳山頂で迎えるために阿弥陀岳を後にして再び赤岳山頂に登り返す。
8:20過ぎK林さんたち7名グループ(前夜行者小屋に泊まり地蔵尾根を登ってきた)と合流。F井さんK上さん、M本さん(硫黄岳山荘から)を待っていると8:40過ぎに姿が見えた。
N松さんが作成してくれた横断幕を手に13名全員写真です。見知らぬ登山者が拍手してくれたりカメラを向けてくれたりと一瞬、赤岳山頂ジャックの趣のある我々でした。
高橋さんが担ぎ上げてくれたワインで乾杯!
9:15 阿弥陀岳に向かう一行10名と別れ県界尾根を下る。
前日、登ってきた真教寺尾根(画面右側)に平行する県界尾根(左側)は鎖、鉄梯子の連続で一時も気を抜けない。
10:44 大天狗。ここから小天狗までは樹林帯の中の素晴らしい道だった。
11:30 小天狗近くの展望場所でランチ。セルフタイマーで3ショット
13:20 車を停めたスキー場に到着。清里の「天女の湯」で汗を流し19時過ぎに帰京した。
阿弥陀岳から御小屋尾根を下った10名の一行は阿弥陀からの下りに苦戦を強いられたようだが無事下山したとの報告があった。
by alkinist | 2013-09-29 23:18 | 山歩き