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日向山~尾白川渓谷   

2014年 11月 08日

11月8日 名山ツアーの仲間11名で山梨百名山のひとつ「日向山」から尾白川渓谷を巡るコースを歩いてきた。当初の天気予報では曇りとのことで正直のところ、展望はあまり期待していなかったのだが青空も覗く好天の中、八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳を展望し紅葉を愛でる素晴らしい山行となった。
雲上に浮かぶ八ヶ岳
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甲斐駒ヶ岳を見ながら
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今年8月末に登った鳳凰三山の地蔵岳のオベリスクも見える
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8日朝6時半 新橋駅前に集合しチャーターバスに乗り込む。今回は名事務局長のN松さんが身内のご不幸のため仲間数人でピンチヒッターを務めることになったが、N松さんからドライバーに手渡す地図ほかを預かったM女が現れない。と、食山人の携帯が鳴る。果たしてM女からの電話「すみません!大遅刻で・・・」「今どこ?」「・・・家なんです」「・・・絶句・・・」というような訳で波乱の幕開けとなったが、事前にN松さんが段取りしてくれてあった手順に従い実行。幸いに中央高速の渋滞もさほどのことは無く須玉ICを8:40頃通過。道の駅「はくしゅう」で予め手配してあったタクシー3台に乗り換え登山口の矢立石に向かう。

(後記)M女はM島さんのことだと思われた読者がおられましたがM越さんのことです。M島さんの名誉のために追記。

タクシーの車窓から。左に甲斐駒ヶ岳、右が目指す日向山だろう。
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予定より早い9:20到着。9:25歩行スタート。落ち葉を踏んでの山歩き、寒いだろうと着込んできたが、この日は快晴無風で暑いほど。
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この道しるべには天保十三年と刻まれていました。
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黄葉した落葉松林。だいぶ葉を落としてはいましたが秋の風情を感じさせてくれます。
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10:40 あっけなく1660Mの三角点。展望は無く、雁ヶ原へ向かう。
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途中、ブナの大木
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10:45 雁ヶ原の白砂の大斜面で
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八ヶ岳をバックに ゴキゲンの食山人
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居合わせた登山者にシャッターをお願いして全員写真。逆光でイマイチですが・・
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少し西側に下った平地部分でランチとする。
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K山さんの糠漬けで一杯
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目の前の絶景を眺めながらのランチ。最高の贅沢でしょう。
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45分ほど滞在し11:30錦滝方面に下山開始。
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花崗岩の白砂のザレ場を下る。雪と見まがうばかり。
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最若手(と言っても、もうすぐ50歳だそうだが、このグループの中ではダントツに若い)のM島さん。
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ここから40分ほどは強烈な下り。途中で行きあった登山者から「下りは危険だからやめたほうが良い」と言わんばかりの助言があったが、食山人は以前に、このコースを下ったことがあり当初の予定通り下る。確かに数か所、いやなところはあったが初心者でもない限り問題になるような道ではなかった。錦滝で東屋が建つ尾白川林道に出て上流側に向かう。
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上空には青空が拡がり紅葉真っ盛りである。
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この林道は荒れ放題で一部、道が崩壊しているが慎重にトレースを辿れば問題ない。10分少々で尾白川渓谷への下降点の標識がある。
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12:52 吊り橋を渡って
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不動の滝を見る。
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13:17
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尾白川渓谷を樹間に見る。
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13:28竜神平からの尾根道に入り(渓谷道は通行禁止)13:49甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根分岐。
黒戸尾根は山好きには難コース(山頂まで標高差2000M以上、9時間)で知られる、この尾根を
3回登ったN沢さんご夫妻。食山人は以前、下ったことがあるがウンザリした記憶がある。3回登った話には感心するというより呆れた(^^)
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13:58尾白川に架かる吊り橋を渡って
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竹宇駒ヶ岳神社で無事下山の御礼を忘れずに行い。
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14:10 尾白川渓谷駐車場で待つチャーターバスに乗り込み
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14:26 尾白の湯で汗を流し帰京の途についた。
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例によって車内宴会。メンバーが持参した銘酒(田酒・秩父錦「甕口」)や地酒「七賢」、淡路島の「イカナゴの釘煮」などの珍味を味わいながら素晴らしかった山行に思いを馳せた。

by alkinist | 2014-11-08 22:56 | 山歩き

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