人気ブログランキング |

北秩父の静かな山・不動山   

2015年 01月 07日

d0032262_95068.jpg

1月7日 北秩父(群馬県に近い埼玉県北部)の低山を結んで歩いてきた。
間瀬峠近くから見た不動山:低山ながらスッキリした山容に魅せられた。

風が強く気温は1℃程度だったが体感温度は完全な零下。通常の登山ウェアにフリースを着込み更に、その上にダウンを着て歩く。標高500Mクラスの低山では考えにくいほどの寒さだったが冬独特の空気の透明感を味わうことができた。
途中の稜線から上州二子山と、その奥 父不見山(ててみえずやま)
d0032262_9575781.jpg





自宅から2時間を要して東武東上線・秩父鉄道を乗り継ぎ波久礼(はぐれ)駅に8:15到着。
d0032262_102165.jpg

ここから駅前を通る国道140号線を秩父方面に向かう。しばらくダンプの行きかう道路を身をすくめながら歩くと右側に三味線製作所がある。この先を右に入るが案内標識は一切無い。
d0032262_1061673.jpg

矢那瀬集落に続く道はノンビリした道でホッとする。民家の庭先には蝋梅が・・
d0032262_10145999.jpg

細い車道を道なりに進むこと10分ほどで矢那瀬八幡神社
d0032262_10163479.jpg

神社の手前のY字路の左へ
d0032262_10173097.jpg

人家に行きあたるがガイドブックに従い庭横を通り(丁度、その家の人が居合わせたので挨拶して道を確認できた)家の裏手の道を右に大槻峠に向かう。この間も全く道標は無い。9:14 大槻峠 歩き出してから丁度1時間経過だが、立ち止まると寒い。
d0032262_10215173.jpg

北側すぐに車道が通じているのが見えて、やや興醒めだが西の急坂を登る。道の右側に張ってある虎ロープにつかまりながら喘ぐ。植林の中、陽が当たらない山道はひたすら寒い。一旦下り車道を横切り再度、急坂を登るとTVの中継施設のある陣見山山頂(531M) 9:55漸く道標が現れた。
d0032262_10314492.jpg

ここから道標に従い榎峠に向かう。ここから暫くは自然林の気持ちの良い道、ところどころで北側の展望が開ける。(風が比較的来ない場所で休憩・テルモスの湯でカップ麺を食す。僅かではあるが身体が温まり落ち着く)

榛名山を遠望する。その奥、雪を頂いているのは谷川連峰だろう。手前の街並みは高崎。
d0032262_10382736.jpg

その右に目を転じれば赤城山、こちらは冠雪している。榛名山より標高にして400M程度高い、その違いが明瞭で興味深い。前橋の街並みが手前に見える。
d0032262_10484769.jpg

10:54 榎峠 馬頭観音と石の小社が祀られた峠の先で道は三分しており、食山人はガイドブック(2000年、15年前の古いガイドブック)に従い真ん中の道をとったが左のコース(北武蔵ハイキングコース)のほうが展望が良かったようだ。
d0032262_1055425.jpg

退屈な車道を30分歩くと車道が交差する。このポイントが間瀬峠、ここを右に少し行くと左側に見落としそうな小さな標識がある。11:26
d0032262_1105096.jpg

尾根上の登山道に出る。この日、一番の展望が拡がる。荒川と長瀞の街並み、奥に蓑山、最奥は武甲山だ。
d0032262_1143975.jpg

12:03 不動山の三角点(549M この日の最高到達点である) 先述の15年前のガイドブックによれば山頂からは西上州の山々や榛名山、赤城山の眺めが良いと書いてあったが、その後、周囲の林が成長したのだろう展望は全く無し。
d0032262_1191622.jpg

西に下ると少し展望が開け10分ほどで車道に出る。ここを苔不動に向かう。
d0032262_11153458.jpg

足場の悪い急斜面を下ると覆いかぶさる大岩の下に小さな不動様が祀られている。12:16
d0032262_1119767.jpg

背後の大岩が苔むしているために苔不動の名があり不動山の名もおそらく、ここに由来するのだろうが、さほどのものとも思えなかった。
d0032262_1121747.jpg

ここから谷間に下る道が、なんともいやな道で石段が傾き、その上に落ち葉が積もって歩きにくいこと、この上ない。暗い沢沿いの荒れた道を赤テープを頼りに20分ほど下ると県立のライフル射撃場の区画となるフェンスに行きあたる。
d0032262_11302198.jpg

大黒天の祀られた場所を過ぎ、更に下ると車道に出る。
d0032262_1134232.jpg

12:54 長瀞七草寺(この日は七草の日だったが、こちらは秋の七草らしい)のひとつ遍照寺の近くを通り国道140号線へ向かい
d0032262_11362375.jpg

13:33 野上駅到着。この日の歩行時間は5時間強、なかなかにタフなコースであった。
d0032262_11383266.jpg

秩父鉄道で お花畑駅へ
d0032262_11392192.jpg

14:20 いつもの「そば膳」へ
d0032262_1140826.jpg

冬の愉しみ「秩父錦・甕口」は1月17日以降の出荷だとかで飲めなかったが店主がサービスでふるまってくれた酒は酒造りで言うところの「責め」という部分(搾りの工程:あらばしり、中汲み、責め・・・後になるほど圧力をかけて搾る・・・その分、力強く濃厚な酒とされるそうだ)は文句なしに美味かった。くるみ蕎麦、蕎麦つゆには勿論、例の七味を加えて(くるみの蕎麦つゆと実に良く合うのだ)・・・で〆て帰路に着いた。

by alkinist | 2015-01-07 23:45 | 山歩き

<< 奥武蔵 高山不動~関八州見晴台... あけましておめでとうございます >>