梅雨の晴れ間の山歩き
2015年 06月 15日
1日目は5月10日にトライしたものの林道が途中で通行止めとなっており断念(居合わせた工事関係者の好意で本来の目的ではない櫛形山に登ったが)した経緯のある源氏山。自宅を6時前に出発し中央道の甲府南ICで降り富士川町の丸山林道を辿る。この道は離合困難な個所が数か所ある嫌な道だが朝時間も早かったこともあり対向車もなく無事林道終点(道路崩壊のため)に9時過ぎ到着。
5分ほど歩くと「源氏山登山道」の標識があり左に道をとると間もなく旧登山道の標識があるが登山道崩壊のため通行止めとなっており林道を歩かされる。
退屈な林道を20分歩くと左側に案内板があり漸く登山道に入る。
9:53道標 (源氏山の方向だけが記されているが、ここは大峠山、足馴峠への道の三叉路なのだった)
ラショウモンカズラ
10:00 林越しに突兀とした源氏山が姿を見せる。
10:20 あっけなく源氏山山頂(1827M)
古びた碑があるだけで山頂は木々に囲まれ全く展望は無い。
過去2度失敗している山だけに感慨無量と言いたいところだが何の感慨もない。その割には、この後考えられないような勘違い、ガイドブックを好い加減に読み流していた罰だろう、大峠山と勘違いして全く別方向の足馴峠へと向かってしまった。1884Mピークから下った地点から見た源氏山。
高度を下げるばかりで標高1908Mの大峠山に向かう道ではないと気づき登り返す。1時間半のタイムロス。道標の場所に戻った後、本来の大峠山に向かう気持ちは萎えていた。山梨百名山は源氏山であって大峠山ではないと自らを慰めながら下山。櫛形山の茫洋とした山容を見ていると、そんな小さなことで悔やむなと・・・13:10ゲート近くのの駐車場所に下山。山中湖の山荘に向かった。
2日目
朝のうち小雨。雨は8時過ぎに上がったが、山荘の敷地の草刈りなどメンテナンスの日とした。涼しい山中湖湖畔とはいえ結構な敷地の草刈りを終えると汗ばんでいる。
シャワーを浴びて自らを慰労。
ベランダからはサンショウバラを発見(西丹沢あたりの固有種)
3日目
山荘を6時前に出て河口湖湖畔の船津浜無料駐車場に車を置き「みはらし前」バス停から甲府行き6:41に乗車。10分ほどで河口局前バス停。下車して河口浅間大社へ
貞観6年(864年)5月富士山大噴火により北面にあった「セノ海」が埋没。この鎮めとしての由緒を持つ、この神社は一見の価値がある。特に天然記念物の七本杉は見事だ。7時歩行スタート
この神社の裏手から母の白滝に向かう登山道があるのだが現在、道路崩壊のため林道を通って
7:33 母の白滝
ツバメオモト
8:05西川林道を横切って
フタリシズカの群落
9:25 木無山から開運山(三つ峠主峰)が見える。
ナルコユリ
9:45 三ツ峠(開運山)山頂 1785M
10分少々休憩 富士山5合目で働いているという青年と言葉を交わす。話題になっている富士山の入山料だが団体客を案内するプロガイドが支払いを渋るという。また、登山電車の構想も生臭い話が絶えないなど世界遺産の名が泣くような話に暗然。
アセビ
10時下山スタート、府戸尾根を辿る緩やかだが長い。ヤグルマソウ
11:20 霜山(縦走路からは少し外れている)
11:57 天上山
12:07河口湖を見下ろしながら
12:40車の駐車場所である船津浜に戻った。
平日の高速道路は渋滞知らず。15時前には練馬の自宅に帰宅した。
by alkinist | 2015-06-15 22:16 | 山歩き