荒倉山 鳳凰三山の前衛峰
2015年 10月 23日
未明に練馬の自宅を出て中央道を走り韮崎ICで降りて登山口の穴山橋の袂の午頭島公園の駐車場に車を置く。(国道20号線で釜無川を穴山橋で渡ってすぐサイクルロードの標識が目印)天気予報では山梨県は晴れとのことだったが曇り空である。7:30向かう荒倉山は、あの高みだろう。
駐車場に案内板があった。
最初は午頭島公園の位置が判らず駐在所で道を尋ねると、すぐ近くであった。要所には道案内が立っていて導いてくれる。
5分も歩くと徳島堰がある。今から350年前、この地を開発すべく徳島兵左衛門なるものが17KMに及ぶ堰を造ったが何故か途中で断念、別人の手により修復し完成させたが当の本人は私財までつぎ込み生活は困窮したという。その功績を称えて徳島堰と名付けられたという。
かかしの道案内が微笑ましい。
歩き出しから30分。曹洞宗の名刹「龍殊院」を通過
龍殊院の脇から登山道に入る。
9:00 枯れ葉が道を覆いカサカサと音を立てる。大きな朴の葉
9:05平川峠を過ぎて暫く行くと山頂へ40分の標識がある。
マムシグサの赤が不気味だ。
山頂近くの一本松の場所からは展望が得られるとのことだったが生憎と、この日は曇りで何も見えなかった。
9:30過ぎ 荒倉山山頂(1132M)若干寒さを感じるぐらいだが肉野菜入りラーメンで身体を温める。
20分ほどの滞在で山頂を辞し往路を戻ると・・・落葉松林で期待のアレが
周囲を見渡し、その後も目を皿のようにして探すも無し。結局この一本だけだったが展望の得られない今回の山行にアクセントを添えてくれた。ラクヨウ一本の収穫で変哲の無い廃屋も素敵な田園風景に見えてくる。不思議なものだ。
歩き出しから約4時間。出発地点の午頭島公園に戻った。荒倉山の位置関係が、この地図で判るでしょうか?
この後、山中湖の山荘に向かった。
by alkinist | 2015-10-23 22:56 | 山歩き